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  • 新6年生の受験勉強(5) 〜追い込みをきかせるために今すべきこと〜


     前回のお話で、何の準備もせずに追い込みをきかせるのは無理だということはご理解いただけたと思います。それでは、どのような勉強をしておけば、秋以降(あるいは入試直前)に追い込みがきかせられるのでしょうか。


     例えば計算問題について考えてみます。計算問題の核となるのは、代表的な解法のパターンに習熟することです。それぞれの単元の基礎(基本)となる解法を、授業中にしっかりと納得した上で理解しておくことが大切なのです。 残念なことなのですが、計算問題を苦手とされるお子様ほど、授業中ではなく家に帰ってから理解しようとするのです。授業ではよく分からなくても、家でもう一度復習すれば理解できるということなのでしょうが、その発想は誤りです。 なぜなら、授業中に先生がさまざまな補足を加えながら説明してくれることが理解できなかったのに、家に帰って考え直したらわかるはずがないからです。 きっとこれには反論があるでしょう。「家に帰ってからテキストやノートを読み直してみたら分かったということはいくらでもある」というのがその根拠だと思いますが、それは授業を理解したのではなく自分でテキストなどを読んで理解したに過ぎません。授業を聞いて学ぶ最大のメリットは、“効率よく”学ぶことにあります。帰宅後にテキストを読み直して初めて理解しているのでは効率が悪いのです。

     限られた時間を有効に使い、短い時間で勉強できるように習慣化するためにも、授業の中で解法の流れを確実に納得することを心がけてください。家で行うこと(宿題)は、授業で理解した通りの解き方で、“短時間で”問題を解く練習することを最優先にしてください。このようにして基礎を固めていくことが、追い込みをかけるためには必要不可欠なことなのです。


    クローバー

     次に、暗記事項についても考えてみます。どのくらい覚えるの? の中でもご紹介したように、中学入試の理科には およそ2000項目の暗記事項が必要といえます。そしてそのうちの800項目ほどが最重要事項といえるでしょう。これらはほとんど、皆さんが塾でお使いのテキストに出てくるものです。 それだけの知識事項を秋以降に一気にまとめ上げるには、栓のない浴そうに水を溜める? でも触れたように、平素から繰り返し目を通す努力が必要です。 たとえ1日に10分でも15分でもいいので、1日も欠かさずに暗記事項に目を通す習慣をつけていくことで、 頭の中に記憶を固定するための“アンカー(錨)”とでも言えるようなものが打ち込まれていくのです。 1学期の間からこのような“お膳立て”をしっかり行っておけば、秋以降に追い込みをきかせることは十分に可能となるのです。



     

     

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