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  • 新6年生の受験勉強(3) 〜まずは9月を目指して〜


    (1) なぜ9月を目指すのか

     新6年生の受験勉強(2) でも確認したように、9月に入ると『公開模試』が始まります。 多くの受験生および保護者の方が、これらの模試の成績から算出される志望校の合否判定データを参考にして、各自の受験校を絞りこんでいかれるはずです。そのためには

    9月から始まる公開模試に備えて、ある程度の学力を身に着けておく必要があるわけです。

     もしも秋までに基礎が固まらず、各自の志望校のレベルに応じたそれなりの応用力が身に着いていない状態で公開模試を受けることになれば、いったいどうなるでしょうか。

    成績がふるわないわけですから、各種の判定データも決して満足のいくものにはなりません。 そのため、“受験校を絞りこむ”という極めて重要な決断を、本人の実力が十分に発揮されていない成績データに基づいて行わなければならなくなるのです。 保護者のみならず、塾の指導者であっても今後の成績の伸びを“的確に”予測することは決して容易ではありませんから、 不確定な要素をはらんだまま受験校を決定しなければならないことになるわけです。


     もちろん、ご自分のお子様だけがそんな状況に陥るわけではありません。程度に差はあっても、多くの受験生が似たような状況に置かれながら受験校を決めることを強いられることになるのです。それでも、少しでも安心できる材料を持った状態で入試本番に臨みたいと思うのなら、 夏休みが終わるまでには、各自の志望校のレベルに応じた応用力をある程度まで培っておく必要があると考えておいた方がいいでしょう。



    新緑

    (2) 過去問演習に取り組むためにも

     秋になれば、各自の受験校の過去問演習を始めなければならないことは言うまでもありませんが、いったいいつから始めればいいのでしょうか。 私は9月に入ったらすぐに始めることを強くおすすめしています

     塾によっては「そんな早くから過去問を解いても自信を失うだけだ」というような理由で、過去問演習を11月前後から始めるように指導している塾もあります。 しかし、11月から始めれば終われない可能性が高まることは、ちょっとした計算をすればすぐわかります。

     1入試回の過去問を4科目分解くだけでも約3時間は必要ですから、一次と二次の2回分なら6時間です。第一志望校なら最低でも3年分、できれば5年分は解きたいですね。そうなると、18〜30時間が必要です。第一志望校だけでなく、第二・第三志望校も3年分解きたいのなら、さらに時間が必要となります。 しかも、ここで挙げたのは、あくまでも過去問を解くのに必要な時間だけです。実際には採点をして得点を出し、解けなかった問題を解き直したり解法を確認したりする必要があります。中には、先生に質問しなければならないものもあります。そのためには最低でもあと2時間は必要でしょう。

     11月から始めて、これだけのことができるような時間的な余裕が本当に取れますか? 多くの方は厳しいでしょう。だからこそ、過去問演習は9月に入ったらできるだけ早く始めなければならないというわけなのです。

    ※ 過去問演習に関しては、いつからやればいいのか 〜過去問演習の目的と時期〜

      もあわせてご覧ください。


     第一志望校の合格を確実に掴むためにも、できるだけ9月から過去問演習を始めたいのです。そのために9月までにある程度の応用力を身に着けておく必要があるのです。 目安は過去問で5割程度が得点できる状態です。そこまでやれているなら、残り5か月で合格ラインを超えることは十分可能になるでしょう。 これから1年の学習計画を立てるときに9月をメドにすべきなのは、このような理由があるからなのです。



     

     

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