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    〔2016/09/10 記〕


     入試が刻々と近づいている今の時期は、多くの受験生は最後の追い込みにかかっていることでしょう。そこで今回は、ちょっとした“暗記の工夫”についてお話しましょう。


     まずはちょっとした知識問題です。今回も印刷用PDFを用意していますので、5分程度を目安にして解いてみてください。


  • 印刷用PDF【問題1】

  • (1) かたくり粉の袋には、原材料名として「ばれいしょでん粉」と書いてありました。

     @ 「ばれいしょ」とは何という植物のことですか。

     A 「ばれいしょ」は何科の植物ですか。

    (2)「霜柱(しもばしら)」と「霜」は名まえは似ていますが、まったく異なるものです。

     @ 霜柱とはどのようなものですか。そのでき方とともに25字以内で簡単に答えなさい。

     A 霜ができる水の姿の変化のことを何といいますか。

    (3) ガリレオが発見した『ふり子の等時性』について、簡単に説明しなさい。

    (4) 次の文の( )内にあてはまる言葉をそれぞれ答えなさい。ただし、同じ番号の( )には

     同じ言葉があてはまります。

     「酸性雨の原因物質には、( @ )と( A )があります。( @ )は工場や古い( B )などから

      発生するものです。( A )は、空気中に多く含まれてる気体どうしが高温・高圧で燃焼

      することで生じるもので、主に( C )から( はい)出されます。」


    秋雀

     すべての設問が記述問題ですから、完璧に覚えていないと答えが思いつかないかもしれませんね。

     それでは、答え合わせをせずに、続けて同じ問題を“選択肢のある問題”に変えて再挑戦してみましょう。やはり5分ほどの時間で解いてみてください。


  • 印刷用PDF【問題2】(選択肢つき)


  •  いかがでしたか? 選択肢があると、うろ覚えのものでもすぐに思い出せる場合もあるので、解答するのが楽になることがよくわかっていただけたと思います。 これは重大な意味をもつ事実です。 つまり、選択肢のある問題で暗記事項をチェックしても、うろ覚えのものと完全に覚えたものがすぐに区別できないのです。


  • 〔設問の解答と解説〕

  •  どうすれば対処できるのでしょうか。簡単なことです。 選択肢のある問題を解くときは、その選択肢を隠して言葉で答えるようにしていくのです。 問題によっては選択肢がないと困るものもあるかもしれませんが、“入試によく出る”基礎知識に関する問題なら、選択肢がなくても答えられるはずです。 私が授業で用いる「知識事項のオリジナル教材」は、選択肢から選ぶ問題をできる限り排除して言葉で答えさせています。生徒たちには不評なのですが(笑)、実力をつけるにはこのやり方が一番なのです。


     もし5年生の保護者でこの記事を読まれている方がいらっしゃれば、お子様が普段解いている知識の問題を今からコツコツとWordなどで打ち込んでおくことをお勧めします。選択肢を廃して記号を言葉に置き換えておけば、優れた自家製暗記テストができます。 それなりに手間はかかりますが、一度打ち込めば自由に編集ができるのでとても役に立ちます。どうしても覚えられないものだけを集めた問題も作れますし、問題の並びを変えるだけでいくらでもテストが作れます。塾で使うどんなテストより実効性の高いものになるでしょう。


    コハクチョウの飛翔

     さて、他にも手間をかけずに暗記事項を確認する方法があります。それは、設問の選択肢を活かす方法です。【問題2】を利用して、具体的にどのような問いを立てるのか例示してみましょう。問いを立てるポイントは、「これは答えじゃないけどどうなのかな?」というちょっとした疑問を持つことです。


    A.選択肢問題の(1)の@のア〜ウと同じ仲間の植物はAのア〜クのどれか?

    B.ジャガイモと同じ部分に養分をたくわえている植物は(1)の@のア〜オのどれか?

    C.ニンジンは何科の植物か?


     選択肢に使われている語句に関するさまざまな知識を、自分なりに確認するために“連想”しながら確認していくのです。 ある程度まとまった知識を身に着けた6年生には非常に有効な確認方法です。わからないことがあればすぐに調べて、テキストの余白に書きこむといいでしょう。 ノートに書いてもいいですが、追い込みの時期には暗記教材

    1冊で勉強が完結する方が便利です。


     このやり方は、過去問演習の直しにも応用できます。一通り問題を解いて解説を確認したら、選択肢に注目して関連事項に自分で問いを立てながら確認していくことで、より有益な勉強を進めることができることでしょう。 このようにして有機的に結びつけた知識は、必ず志望校合格の大きな力となるでしょう。



     最後に、上のA〜Cの答えを書いておきます。


    A.@ クズ(マメ科)…イ  A コムギ(イネ科)…ア  B サツマイモ(ヒルガオ科)…エ

    B.エ(ジャガイモ,サトイモ,クワイは地下茎に養分をたくわえます。)

    C.セリ科(春の七草のセリの仲間です。キアゲハの幼虫はセリ科の植物の葉を食草と

      するので、ニンジンの害虫として農家の人に嫌われています。)


     

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