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  • ライバルに差をつける模擬試験の受け方とは?


    〔2016/09/8 記〕

     前回までに、模試の選び方と模試の準備についてお話しいたしました。3回目の今回は、正しい模試の受け方についてお話しいたします。


     模試の終了後、答案と成績資料が返却されるまで待っておられる方はいませんか? それではせっかく貴重な時間(と受験料)を使って受験した模試の価値が大きく損なわれてしまいます。 お子様の実力アップのために模試をとことん利用して、ライバルに大きく差をつけようではありませんか。



    (1) 模試の間違い直しはその日のうちに終わらせよう!

     模試を受験しているとき、お子様は頭をフル回転させて答えを引き出そうとしているはずです。実にさまざまなことを考えた末に答えを決断して、答案用紙を提出してくるわけです。 模試が終わった後も、「あの問題の答えはどうだったんだろう?」ときっと気にしていることでしょうそういう心の状態で正しい答えや考え方(解説)を見るからこそ、それが深く自分の身に着くのです。

    紅葉

     しかし、答案が返却されるまで何日も(何週間も)時間が経ってしまえば「正しい答えや解き方を知りたい!」という強い欲求はどんどん薄れてしまいます。 それどころか、“どんな問題が出たのか”や“自分がどんなふうに考えたのか”という記憶すら薄れてなくなってしまいます。そんな状態で正しい答えや解き方を見ても、頭の中に残るものは決して多くはないでしょう


     これから4か月間にお子様が模試で解く問題のほとんどは、入試までに再び解き直すことはないでしょう。 「もし次にその問題に出会うとしたら、それは入試のときだ」という覚悟で1題1題に真剣に向き合わなければ第一志望校の合格などあり得ないと考えるべきです。 だからこそ、自分がどのようにその問題を考えたかという記憶が鮮明に残っていて、正しい解法を最も効果的に理解できる状態にある“模試の直後”に見直しをする必要があるのです



    (2) 模試の問題用紙には自分の答えを書きこんで持ち帰ろう!

     模試の直後に見直しをするためには、自分が答案用紙にどんな答えを書いてきたのかがわかっていなければなりません。そのためにも、問題用紙には必ず自分の答えを書き残しておくべきなのです。 そして、できることならあとで見直しをするときに自分がどんなふうに考えていたのかを知るための情報も問題用紙に残しておくといいでしょう。

     ではそのことについて、もう少し具体例に説明いたします。


     例えば、4つの選択肢から答えを1つ選ぶ設問があったとします。すぐに正解がウだとわかった場合は、問題用紙のウに○をつけ、解答用紙に答えを書けばいいでしょう。

     しかし、もし答えを迷ったときは次のようにするのです。4つの選択肢を読んだとき、イとエは明らかにまちがいだと判断したなら、まずその2つに×をつけます。 そして、残ったアとウで迷った上に確信が持てないまま当て勘でウを選んだのなら、アに△をつけた上で答案用紙にウと書くのです。 このようにしておけば、△をつけたものは“偶然”正答したということが見直しのときにすぐわかります。 あとは、見直しの際にすぐテキスト等を調べ直して確実な知識を身に着けるようにしておけば、手際よく直しができるはずです。


     計算問題の場合、答えを求めるために必要な式を必ず問題用紙に残しておきます。 ただし、これを実践するには日ごろからの習慣づけが必要です。ノートの余白にやみくもに計算式をかいているようでは、自分がどんな順番で計算をしたのかがわかりません。 つまり、普段の勉強をしているときから、自分が考えた“順番に”式や考え方を書き残す練習を積み重ねておく必要があるのです。



    (3) どうしても身に着けたい問題は難問集に残そう!

     模試の最中には自力で解けなかったけれど、あとで解説を読んで理解できた問題や、解説を読んでもわからずに先生に質問してやっと理解できた問題があるでしょう。 解法が理解できたその瞬間に、「あと少しで自力で解けたのに惜しかった!」とか「なるほど、こうやって解けばいいのか!」などとと強く感じた問題があるはずです。このような問題を確実に自分の身に着けるために、難問集を作ることをおすすめします。


    紅葉と

     難問集を作るときは“薄めのノート”を用意しましょう。なぜなら、問題や解答のコピーを貼りつけた難問集のノートはとても分厚くなってしまうからです。それに難問集は持ち歩くので、薄いノートの方が使い勝手がよいという面もあるのです。

     さて、ノートは1題について4ページを使います。まず、見開きで左側の1ページ目に問題を貼りつけます。例え問題が2枚になっても、二段に分けて上辺だけを貼りつけて、必ず左側のページだけに貼ります。そして、右側の2ページ目とその裏の3ページ目は自分で問題を解くスペースとして、最後の4ページ目に解答・解説を貼ります。ちなみに、次の問題は直前の問題の解答・解説の裏のページに貼りつけることになります。

     このようにしておけば文字を書くページの両面には何も貼りつけられていませんから、下敷きさえ使えば貼りつけた紙の段差などを気にすることもなく、ストレスなく文字を書くことができます。


     難問集は問題を集めることが目的ではありません。 何でもかんでも難問集に貼りつけることは無意味です。難問集は、一度は理解したもののまだ自分の身に着いていない問題を確実に自分の中に落としこむために利用するものです。冊数ばかり増やしても、 きちんと見直して確実に理解しなければ何の意味もありません。難問集に貼る問題は、「これだけはどうしても忘れたくない!」,「せっかく苦労して理解した問題だから、どうしても身に着けたい!」という強い想いを抱いた問題を自分なりに“選びぬいて”作ることが大切です


     難問集には、もう1つ大切なことがあります。難問集は必ず1冊は持ち歩きましょう。 そして、ちょっとした時間を見つけては、問題とその解き方や考え方を確認するのです。必要なら改めて解き直してみてもいいでしょう。そうやって1冊を身に着けたら、また次の難問集に取りかかればいいのです。入試が始まる頃には、自分が身に着けた何冊もの難問集が、きっとあなたを勇気づけてくれることでしょう。



     

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