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  • できる子のノート作りの秘訣(1)


    〔2016/04/14 記〕

     理科がよくできるお子様のノートにはさまざまな特徴があります。理科ができるお子様のノートに関するさまざまなノウハウや秘訣などについて、今回から数回に分けて紹介をしていきたいと思います。 この春から新たに理科を学び始めたお子様にとっては最初が肝心です。“よりよい習慣”を身に着けて、効率よく勉強できるようにしていかれることを願っております。

     受験勉強を始めてしばらく時間が経っているお子様にとっては、これまで続けてきた“慣れた方法”を変えることには抵抗があるかもしれません。しかし、もし今までの理科の勉強が順調とは言えなかったのなら、これまでの方法が本当によかったのかどうかを疑ってみる必要があるのではないでしょうか。 大人でも慣れ親しんだ方法を変えることには勇気がいることですが、もし1つでも参考にできることがあるなら、強い意志をもって変えてみてはいかがでしょうか。

    ノートを書く生徒

     ここで、具体的な 生徒のノート例 ご紹介いたしましょう。(クリックしていただくとPDFファイルが開きます)  このノートは、初めて授業で「ヒトの消化器官」を学んだ5年生のノートです。決して満点の例というわけではありませんが、十分に見やすく勉強のしやすいノートになっていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。 では、このノート例を見ながら、具体的なお話を進めていきましょう。


    (1) ノートには大きな図をかくように心がける

     かつて私が集合授業を担当していたとき、私はよく授業ノートの点検をしていました。 そのときの経験から申し上げると、同じ板書を写したノートでも、理科ができるお子様のノートにはいくつかの明確な特徴があります。その中でも、最も重要なポイントとなるのが“図の大きさ”です。

     なぜ大きな図をかくことが重要なのでしょうか。理科の場合、図を覚えることも重要ですが、“図の説明”も同時に覚える必要があります。 このノート例でも、かなり大きなヒトの消化器官の図をかいているので、まわりに書かれた臓器の名称やその説明などが非常に見やすく書かれています。 図のまわりにこれくらいの余白(余裕)があれば、スッキリとした印象があるのですぐに頭に入ってくるでしょう。また、後でノートを見直した際に何か気付いたことがあっても、すぐにメモを書き添えることもできます。

     私が授業で「大きな図をかける生徒は理科が伸びる」と話すと、ノート一面に巨大な図をかく生徒がたいてい1人2人は出てきます。周囲の生徒は呆れた顔をするのですが、それは大きな誤解です。 実際、小さなチマチマした図をかく生徒よりも、そういう生徒の方がずっと早く上手にノートがかけるようになり、それと呼応するかのように成績も伸びていきます。

     いったいなぜなのでしょうか。確固たる論拠があるわけではないのですが、私はノートが見やすくなって学習効率が高まるからだと考えています。 大きな図をかく生徒に私がする指示は、「その大きな図は素晴らしいね。そういう大きな図を必ずノートの左ページにかいて、図の横に書く字は右ページまで続けて書こう」というものです。つまり、ノートを見開きで使わせるのです。 そう言われた生徒は、しばらくの間はうれしがって大きな図をかき続けますが、一月も経つ頃には見違えるほどレイアウトの素晴らしい見やすいノートをかくようになるのです。 一方、最初から小さな図をかいている生徒は、時間が経ってもなかなか適切な大きさの図がかけるようになりません。これはおそらく、ヒトの脳にとっては大きな図を縮小して適切な大きさにもっていく方が理に適っているということなのではないでしょうか。



     

     

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