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  • トイレのルールを変えてみる?


    受験生にとって毎月のテストや大きな模試などの前になると、一度に大量の暗記を強いられることは珍しくないでしょう。本来なら、前もってコツコツとやっておくべきことですが、それができないから苦労するわけです。前項でお伝えしたやり方で覚えようとしても、どうしても覚えられないことは当然出てきます。そんなときに使える取って置きの方法をお伝えしましょう。



    電車の中やデパートのエスカレーターの上から吊り下げられている、天吊り広告というものがありますね。電車の中では同じ企業の広告で1つの車両が埋め尽くされていることがありますし、デパートのエスカレーターの上からは数種類の広告が順番に吊してあります。あれは、同じものを繰り返し見せることによって、無意識に頭の中に刷り込むことで広告としての効果を発揮しているのです。これを暗記に応用しようというわけです。


    ミッキー

     


    最後までどうしても覚えられないものが絞られてきたら、それだけをA4の紙に書き出します。今はたいていのカラープリンターにコピー機能がついていますから、それを使って同じものを何枚かコピーするといいでしょう。それをどうするか。勉強部屋の机やダイニングテーブルのそばなど、お子様が必ず目にするところにそれを貼るのです。クリアホルダーに入れて挟むのもいいでしょう。ルールは簡単です。それが目についたら、「必ず最初から最後まで声を出して読む」ことにするのです。


    もうおわかりですね。貼り出す場所で最もいいのはトイレの中、それもドアの内側です。


    『トイレが終わったら、それを全部読むまで出てきてはいけない。』(笑)


    従うルールはたったこれだけです。トイレのあとというのは、間違いなく人間が最もリラックスした瞬間の1つですね。極めて無防備な状態の頭に、絶妙のタイミングで暗記事項を唱える。効果はてきめんです。



    ただし、注意しなければならないことが1つあります。それは『欲ばらない』ことです。

    リラックスした状態の頭に覚えにくいものを入れようとするわけですから、唱え始めると同時に頭は元の緊張状態に戻り始めることでしょう。ドア一面に貼り出したところで、きっと効果は薄れてしまうでしょう。「過ぎたるは及ばざるが如し」ということですね。


     

     

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