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  • 小分けにせずに覚えよう!                          ☆☆☆★


    〔2017/03/17 改訂〕


     例えば、『50項目の生物の名前と分類を1週間で覚えなさい。』 という宿題を生徒に出したとします。 このとき、たいていの生徒は1日目に最初の10個に取り組み、2日目には次の10個に取り組み、・・・・という具合に、 1日に10個ずつ5回分に“小分け”して覚えようとするのではないでしょうか? そして、最後の2日間には50項目すべてを通して確認することにして、全部覚えようと計画を立てることでしょう。

     もし暗記の課題が50項目ではなく70項目の暗記だったとしても、やはり毎日10個ずつ覚えることは変わらず、おそらく最後の“通し確認”が省かれるだけになるのでしょう。


     でも、よく考えてみてください。この方法では、1日目や2日目に覚えたことは6日目になるまで一切復習をしないことになります。 取り組んだ当日は完璧に覚えていたとしても、翌日以降に次々と新しいことを覚えていかなければならないわけですから、最初にやったことを忘れてしまうとは思いませんか? 1週間で覚える数が50個ではなく70個のときには最後の“通し確認”すら行わないわけですから、最初に覚えたことを忘れている可能性はさらに高まることでしょう。 では、いったいどうすればいいのでしょうか。


         『 小分けにせず、毎日50個(70個)全部に取り組む 』


     これが正しい方法です。 1日目も2日目も50個全部に取り組みます。最初のうちはどのくらい覚えているかを数えたりせずに、『50個全部に目を通すことに専念する』 のです。

    緑の滝

     ただし、人が集中力を維持できる時間はそれほど長くありません。例えば、50個全部に目を通すのに15分ほど使うつもりなら、間に10分間の算数の計算練習を挟んで“目先を変える”といった工夫をしてもいいでしょう。



     3日目以降も基本的にやることは同じです。何セットも繰り返しやっているうちに、少しずつ自分の状況が見えてきます。 いつも鉛筆を持ち、何度やっても覚えられないものが明らかになってくれば、すぐに×印などをつけていきましょう。そして、×のついたものを重点的に繰り返すようにしていくのです。 何度も繰り返していくうちに覚えられたら、×印を二重線で消すなどしていくと暗記の過程の履歴も残せます。

     このようにして、毎日50個全部に取り組みながら、×を○に変えていく努力を続けるのです。そうすれば、50個や100個程度ならきっとすぐに覚えられるようになるはずです。


     

     

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