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  • 受験生の健康管理(1) ──インフルエンザの予防接種は必ず受ける──


    〔2016/11/20 記〕


     もうすぐ12月です。冬休みが明けると地方校の東京入試を皮切りに埼玉・千葉の入試が始まります。そして2月に入れば、いよいよ東京・神奈川入試のスタートです。

     この時期になると、体調を崩されるお子様が次々と出てきます。そこで今回は、受験生の健康管理に関するお話を、以前の記事に加筆する形でいたします。


    (1) インフルエンザの流行について

     インフルエンザは、ウイルス感染によって引き起こされる、高熱や喉の痛みなどのさまざまな激しい症状を伴う流行性感冒です。 インフルエンザ・ウイルスは感染力が極めて強く、容易にヒトからヒトへと伝染します。少しでも効率よくヒトに寄生しようと、毎年“型”が変化するという性質があります。 厚生労働省では、海外の研究機関とも密接に協議を重ねながら、その年に流行するウイルスの型を予測して、十分な量のワクチンを確保しています。

     例年、11月になると患者数が増え始め、12月には流行が始まります。したがって、予防接種に最適な時期は、患者数が少ない10月ということになります。

     なお、今年(2016年)の関東地方は、この時期としては異例の速さで患者数が増加しています。栃木県では既に昨年同期の7倍を超える勢いで患者が急増しており、 近隣県、とりわけ人口の多い首都圏では昨年以上に大流行することが強く懸念されています


    (2) インフルエンザの予防接種は早めに受ける

     インフルエンザの予防接種は、こうした強い感染力を持つウイルスから身を守るために不可欠なものですから、 まだ済ませていない受験生は一刻も早く受けて下さい。

     なお、インフルエンザの予防接種に関する正しい知識を持っておられない方も少なくありませんので、ここでわかりやすくご説明したいと思います。

    @ ワクチンを打ったらすぐに効果が出るわけではない!

     インフルエンザのワクチンは接種したらすぐに効果が現れるわけではありません。 ワクチンが体内ではたらき始め、体がウイルスに抵抗するための抗体を安定的に作り出すには数週間かかると言われています。つまり、ウイルスを撃退する準備が整うまでに時間がかかるのです。 流行のニュースを聞いてからワクチンを打っていては間に合わない場合もありますから、早めに受けることが望ましいのです。

    A お子様は、大人以上に抗体の形成に時間がかかる!

    注射器

     大人とちがって、お子様は2回に分けてワクチンを打つ必要がありますから、大人よりも抗体の形成に時間がかかります。 また、1回目と2回目の間に風邪をひいたり体調を崩したりすると、快復するまでの間は2回目の接種ができなくなるので、さらに抗体の形成が遅れることになります。 こうしたリスクを回避するためにも、早めの接種がおすすめです。

    B 予防接種は10月に入ったらすぐに打つのが一番おすすめ!

     理由は、すでに上の@,Aに述べた通りです。抗体の形成にかかる時間を見込んで、余裕を持って打つことが大切です。 それに、10月ならまだ暖かい日が続いていますから、体調管理にもさほど気を遣わなくてもよいというメリットもあります。しかし、予防接種を早めに打つメリットは他にもあります。

     1つ目は、医療機関が空いているということです。多くの人が予防接種を意識し始めるのは11月に入ってからです。早い時期なら時間の融通が利くので、忙しい方にもおすすめです。

     2つ目は、確実に打てるということです。少し前、鳥インフルエンザが騒がれていた頃、想定外の人々が予防接種に殺到し、大量のワクチンが不足するということがあったのを覚えておられますか? あのときは、国が優先権を設定したので、小学生でも受けられない方が続出しました。そういうこともある、ということも考えに入れておいた方がいいかもしれません。

    C 受験生本人だけでなく、家族全員で受ける!

     予防接種は受験生本人だけが受ければいいわけではありません。万が一、家族の誰か1人でもインフルエンザにかかれば、家中にウイルスがばらまかれることになります。 大切な受験において、そんなリスクは冒せません。予防接種はご家族全員が受けることが基本です

    D 早く打っても効果が弱まったりしない!

     以前、ある保護者が「あまり早く打つと2月に効果が切れる」とおっしゃいました。それはウソです。インフルエンザの予防接種の効果がわずか2〜3か月で弱まるようなことは絶対にありませんから、医療機関で予防接種の受付が始まる10月になれば、できるだけ早めに受けてください。



     今回は、インフルエンザについて、いろいろと書いてみました。しかし、お子様の体調不良のリスク要因は、インフルエンザに限ったものではありません。 風邪やノロウイルスなどから身を守るためにも、さまざまな注意が必要です。次回は、そんな日常の健康管理について書きたいと思います。


     

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