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  • 中学受験で培う正しい勉強方法の基礎


    受験勉強を始める・続けていく上で、最も大切なことは何でしょうか。私は“小さな努力を積み重ねていくこと”ではないかと思っています。今回は、このことについて、少し掘り下げていきたいと思います。


    私は中学受験の理科指導が専門ですが、個人指導(家庭教師)に伺っていると算数の勉強法について質問を受けることも少なくありません。例えば、夏休みを前にした6年生なら、今のうちに算数や国語の基礎をしっかりと固めておく必要があるので、そういった話になりがちです。そんなときに、私が必ずお話しするのが、次のような勉強法です。これは、まだ入試までに時間のある5年生以下のお子様にも役立つ勉強法ですので、ぜひ参考になさってください。


    セーフコフィールド

    メジャーで活躍するイチロー選手は、他の誰よりも早く試合の始まる数時間前に球場に入り、自ら決めたウォーミングアップをすることは有名です。ある監督は「彼の動きを見れば、試合開始までに残された時間がどのくらいあるのかすぐにわかる。」と驚愕の表情で語っているそうです。彼は“まるで精密機械のように”毎日欠かさずに適切な準備をして試合に臨むからこそ、あれだけの成績が残せるのです。


    中学受験では、毎日の「計算・漢字・音読」が、試合前のウォーミングアップと同じ意味を持つものになります。

    例えば算数では、どんな問題を解くときも頭の中では常に何らかの計算をしているものです。スイスイと問題を解く生徒は、思考の流れが計算によって邪魔されることはありませんが、計算が苦手な生徒はそうはいきません。例えば、分数計算が苦手な生徒なら、思考の過程で苦手な分数計算が出てくるとわかった途端に思考が途切れることがあるそうです。どんな計算でも正確に行う力を身に着けるためにも、毎日10分の計算練習を欠かさず続けるのは大切なことなのです。


    漢字も同様です。小学校で習う漢字はわずか1006字です。ちなみに、3年生までに習う平易な漢字は440字あります。つまり、漢字は完璧にマスターできるはずなのです。そうは言っても、大人でも教育漢字を自在に操れる人はそういません。だからこそ、小学校で習う漢字の本が売れるのでしょう(笑)

    漢字がすらすらと読み書きできることは、勉強を進める上で極めて重要です。理科や社会の知識を学ぶにしても、結局は文章を読んで理解する必要があるからです。すべての学習の要となる国語学習の基礎である漢字も、毎日10分の練習を欠かさず続ける必要があるのです。


    音読

    最後のメニューが音読です。「いったい音読と受験勉強にどんな関係があるの?」と不思議に思われる方もいるでしょう。しかし、音読は脳の活性化を促す最上の学習法とも言われています。音読は、日本語の認識(情報入力)と表現(音声出力)を同時に行います。そのことによって脳の血流量を増加させ、極めて効率よく脳を活性化するのです。さらに音読には、頭の回転が早くしたり、思考力や発想力を高めたり、学習した知識を生かす応用力を向上させる効果まであるのです。これが、私が毎日の音読を強く推奨する理由です。

    さて、音読の教材には、最初は学校の教科書などがよいでしょう。いわゆる名作でなくても構いません。お手持ちのお気に入りの本でもいいでしょう。物語文などを情感たっぷりに朗読することは、脳の活性化を促します。音読に慣れてくれば、平家物語や方丈記といった古典作品もおすすめです。文にリズムがあることが効果を高めるのです。最近注目されている漢文の素読などもお勧めです。青空文庫などで入手されて読んでみてはいかがでしょうか。


    最後に大切なことを1つ。お子様にとって「計算・漢字・音読」の“3点セット”を毎日続けることは、実は相当に大変なことです。この3つを毎日の歯磨きのように深く習慣化させるには、保護者の方の協力が不可欠なのです。親子で一緒にやってみたり、温かく励ましてあげたりして、どんな小さなことでも続けることの大切さを粘り強く伝え続けることが必要です。決して簡単なことではありませんが、ぜひ親子で力を合わせて継続できるようにやってみてください。

    毎日3点セットを行うのに要する時間はわずか30分です。つまり、3点セットすら続けられないのに、もっと長い時間を要する受験勉強が果たしてできるでしょうか。そう考えると、この3点セットを続けることの重要性を理解していただけると思います。


     

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