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  • ミクロの世界をのぞく!(花粉編)


    皆さんは電子顕微鏡という名前を聞いたことはありますね。しかし、電子顕微鏡写真を見たことのある人は少ないのではないでしょうか。そこで今回と次回は、電子顕微鏡が捉えたミクロの世界を皆さんに紹介したいと思います。


    初回の今回は、中学入試によく出題されるいくつかの植物の花粉を紹介しましょう。まず最初に、裸子(らし)植物の代表例であり、入試にも非常によく出題されるマツの花粉を見てみましょう。たくさんの花粉が写っていますが、写真の下に拡大写真があるのでそれも必ず見て下さい。 どうですか? 図(線画)で見ているのとは全然ちがいますね。


    次は、カボチャの花粉を見てみましょう。金平糖のような小さな突起がたくさん見えますね。この突起が、オナモミの種のように昆虫の体にくっつくためのつくりです。ここで、ぜひアサガオの花粉も見て下さい。 どうですか? カボチャの花粉と見分けがつかない

    テッポウユリ

    ほどよく似ていますね。このことから、アサガオの花粉もカボチャの花粉と同じように昆虫の体にくっついて運ばれることがわかるでしょう。さらに、キュウリの花粉ヘチマの花粉の写真も見て下さい。キュウリの花粉にはカボチャのような突起がありませんし、ヘチマの花粉はラグビーボールのような形で、カボチャにもキュウリにも似ていません。このように、同じウリ科の植物と言っても、花粉の形はちがっているのです。


    それでは、今度はテッポウユリの花粉を見てください。表面のようすはちがいますが、形はヘチマの花粉をほっそりさせたように見えませんか? ユリの花粉は表面がネバネバしており、それによって昆虫の体にくっつくのです。



    最後にツツジの花粉も見てみましょう。本当に細い毛がからまっているようすがよくわかりますね。ツツジの花粉は、この細い糸で昆虫の体にからみついて運ばれるのです。画像の右上にあるツツジの拡大写真も忘れずにクリックして見てくださいね。


    いかがでしたか? ミクロの世界を堪能してもらえましたか? ここで扱った花粉のうち、マツ,カボチャ,ツツジ,ユリ,アサガオの花粉は、中学入試にもよく出題されます。受験参考書や塾のテキストでは図(線画)でしか見たことがなかったでしょうが、この機会にぜひしっかりと覚えておいてください。


     

     

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