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  • 梅?桃?それとも桜?


    日本を代表する花とも言える桜の花。春になると「花はいつ咲くのか」というニュースに日本中がそわそわしています。そこで今回は、桜の話をしましょう。


    桜と菜の花

    昔の日本で桜と言えば山桜のことでした。奈良・吉野の山桜は特に有名で、万葉の時代から人々に愛でられてきました。江戸時代の終わりごろ、東京・染井村(現在の豊島区)の植木屋が「吉野に行かずとも吉野桜が見られる」と宣伝をして売り出したものが“染井吉野(ソメイヨシノ)”です。明治時代以降に日本全国に広まり、今では桜と言えばソメイヨシノを指すほどになりました。日本だけでなく、今から100年ほど前に米国のワシントンに数年本のソメイヨシノが贈られた返礼に日本に伝わったのがハナミズキであることは有名です。


    ところで、皆さんは桜餅を知っていますね。あの桜餅を包んでいる葉にはとてもよい香りがありますね。あれは、伊豆大島が原産の大島桜という野生種の葉なのです。そして、ソメイヨシノは大島桜と江戸彼岸という2つの桜の交配で作られた雑種でもあります。



    さて、桜はとても珍しい咲き方をする花です。たいていの植物は先に葉をつけて十分な養分をたくわえてから花を咲かせるのに、桜は最初に花が咲いたあとで葉が出てきます。サクラは冬芽を作って冬を過ごすのは有名ですし、花になる“花芽”の方が葉になる“葉芽”より大きいことも知っているでしょう。では、ここで問題です。


    (1) ソメイヨシノの1つの花芽からはいくつくらいの花が咲きますか。

      ア.1つ  イ.2つ  ウ.3〜5つ  エ.6〜9つ

    (2) 桜の冬芽が作られ始めるのは、春・夏・秋・冬のうちのいつごろですか。

    (3) 次の3枚の写真に写っているのは、サクラ,ウメ,モモのうちのどれですか。


    ウメモモサクラ
  • 〔設問の解答と解説〕


  • いかがでしたか? (1)と(2)は、いずれもここ数年の間に、実際に入試に出題された問題です。また(3)は、日常生活では色や香りで判断できますが、入試問題はカラー写真ではなく、線画や白黒写真で出題されるのが一般的です。色や香り以外の、形や花のつき方などの特ちょうに留意して、普段から“観察目”を養っておく必要もあるでしょう。



  • ミクロの世界をのぞく! に続く
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