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     受験生にとって夏休みの勉強を効果的に進めることは極めて重要なことです。学校の勉強がお休みになる夏休みは、受験勉強にたっぷりと時間を費やせる絶好の機会ですが、 事前にしっかり準備を整えておかなければアッという間に終わってしまうのです。 そこで初回となる今回は、夏休みを迎える前にしておくべきことについてお話ししたいと思います。


     さて、本題に入る前に、約40日間の夏休みの重みを勉強時間という数字で比べてみましょう。 ただし、ここで言う勉強時間とは、単に机の前に座っている時間ではありません。 塾の授業時間は含んでいますが、学校の宿題等をする時間は含んでいません。つまり、しっかりと集中して“受験勉強”に取り組んでいる“正味の勉強時間”という意味です。


     さて、あるお子様が平日は毎日5時間,土日は合計15時間の勉強をしているとします。彼は毎週40時間の勉強をしているので、1学期(約15週間)の総勉強時間は約600時間となります。 彼が夏休みに毎日12時間の受験勉強をすると、いったいどうなるでしょうか? なんと夏休みの総勉強時間は480時間となります。この夏休みだけで、1学期の総学習時間の8割もの勉強時間が確保できるのです。これが夏休みの重みです。


    輝く草

     もっとも、1学期のうちから毎週40時間も集中して勉強できる生徒は稀ですし、夏休みに毎日12時間の受験勉強を“集中して”行えるお子様も多くはありません。 仮に、睡眠時間が7時間半,食事・入浴・身支度などに使う時間が2時間半,通塾時間が往復で1時間とするだけで、最低でも11時間になります。 毎日ではないにせよ、小学校の登校日や夏休みの宿題・自由研究などに費やす時間も必要です。 こうしたことを考え合わせれば、よほど上手に時間を使わない限り、1日に10時間の受験勉強をするだけでも大変なのです。



     実は、ここに夏休みを活かすための大切なポイントがあります。ほとんどの受験生は、「夏休みに入ったらがんばる」と言いますが、夏休みになった途端に上手に時間が使えるようになることなどありえません。 夏休みに受験勉強を効率よく進められるようになりたいなら、夏休みが始まる前から適切な準備を始めておく必要があるのです。


     まず最初にとりかかるべきことは、“土日も平日と同じ時刻に起床する”ことです。 学校が休みになる土日になると、平日より遅くまで寝ている受験生は少なくありません。その数は学年が上がるほど増えていきます。 平日は睡眠が足りていないので、土日にたっぷり眠って疲れが取れるようにする“寝だめ”を公認しているご家庭もあります。

     しかし、そんなことをしていては規則正しい勉強を進めることなどできません。 夏休みだけではなく、これからの受験勉強を効率よく進めたいなら、規則正しい生活を送るように習慣づけることが何よりも大切です。

     夏休みが終わって2学期になれば、いよいよ受験勉強の追い込みが始まります。そのとき十分な時間をかけて勉強を進めたいと考えるのなら、毎日決まった時刻になれば自然に目が覚めるような規則正しい生活を送る習慣をつけることが、何よりも大切なのです。


     次に行うのが、起床後の時間の使い方の改善です。 起床したらすぐに“計算”,“漢字”,“音読”をする習慣を身に着けるのです。 それぞれ10分ずつ行えばよいので、最終的には30分程度の時間が必要ですが、初めのうちは計算練習だけからやり始めてもいいでしょう。 長時間の受験勉強が続けられるようになりたければ、このような小さな習慣の積み重ねをするしかありません。 計算練習や漢字練習は受験勉強の基本です。こうした基礎をしっかりと築くことが不可欠なのです。


     3つ目が、計画を立てて勉強する習慣をつけることです。まず1週間分の計画を簡単に立ててみましょう。最初からあまり細かく立てても続かないので、「何時から何時までに、これだけのことをする」ということを具体的に決めてください。このとき最も大切なことは、決めた時間と量を守ることです。

    光る芝生

     入試問題というのは、定められた制限時間内で、出題された問題をいかに正確かつ多く解きこなすのかを求められるものです。 それなのに、宿題をするときに時間制限もせず、“終わるまでやり続ける”ような勉強は正しい受験勉強ではありません。限られた時間の中で、自分ができる範囲の量の問題に取り組みながら力をつけていく勉強が大切なのです。このような取捨選択をする能力を育てることも、受験勉強の大きな目的の1つなのです。


     なお、1週間経ったら必ず反省をしましょう。「この日は集中力が足りなかった」,「算数の時間を減らしてもう少し国語を長くしても大丈夫」, 「あと15分早く寝ないと朝が大変」などというコメントを書きこんで、翌週の計画を立てるのです。このような試行錯誤を繰り返しながら、自分に適したやり方を見つけていけば、夏休みが始まる頃には今よりもずっとうまく時間が使えるようになるでしょう。


     最後に一言だけつけ加えます。計画の立案・実施・反省といったプロセスの中で保護者がお子様の成長や進歩に気付かれたときは、必ずお子様を褒めてあげてください。 自分の成長・進歩が正しく評価されたことを誇りに思う気持ちこそ、お子様が次のステップへと進む大きな原動力となるのです。

     


     

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